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家を守る盾、外壁塗装。
この屋根、壁の外壁塗装費用はだいたい120万円(建物30坪)かかります。
一体何に費用がかかっているのでしょうか。
外壁塗装にかかる費用の内訳を解説。
さらに、コストを抑えるポイントについてもご紹介します。
費用は規模で変わる外壁塗装
外壁塗装は壁だけの塗装で109万円(2022年現在)、屋根、壁合わせた塗装では120万円が相場となります。
塗装工事は塗料の効果をよく発揮するために10~15年での塗り替えが推奨。
ライフスタイルが変わる節目に100万円を超える費用捻出は簡単に出せるほど少なくない額です。
費用は抑えたい、家の保護はきちんとしたいジレンマがあります。
塗料や工事にこだわると費用も時間もかかりますし、逆に費用を抑えると手抜き仕事になることも。
特に、80万円程度(30坪)の塗装だと外観だけを整えただけのものになります。
ちょうどいい塗装価格の相場はどの程度なのでしょうか。
まずは外壁の塗装だけの相場としてお伝えします。
30坪 80万~120万円
→二階建ての住宅規模として多い。
建物(二階建て)が30坪だとのべ面積(詳しくは「のべ面積の求め方」とはで)が50~60坪。
40坪 100万~140万円
→二階建ての住宅規模として多い。
二階建てののべ面積だと80坪程度。
50坪 120万~180万円
→大きめの二階建て住宅や平屋の住宅規模。
のべ面積だと50~100坪。
60坪 150万~200万円
→大きめの二階建て住宅や平屋の住宅規模。
のべ面積だと60~120坪。
守谷市の住宅は多くが2階建てで30坪~40坪が多い傾向で塗装相場程度のコストがかかることに。
ただ、残念ながら塗料を使う量は家の形やバルコニーの有無など住宅事情で変化するため上記は参考価格です。
コラム のべ面積の求め方
塗装は塗料を塗る面積で決められます。
その時、参考になるものがのべ面積です。
のべ面積(坪)=坪数×階層数
塗装面積(㎡)=のべ面積(坪)×3.3㎡(1坪=3.3㎡)×1.2
のべ面積は一階の床面積×何階建てかで計算します。
例えば、1階40坪、2階20坪の建て増し物件ではのべ面積は60坪。
はじめから2階建ての30坪住宅だとのべ面積は60坪と言った具合です。
混乱しやすい表現ですからこの記事では住宅そのものの坪数ですべて表現しています。
塗装の費用が莫大なわけ
塗装費用は120万円と莫大です。
100万円を超える費用の原因は30%が人件費。
足場や塗料などの素材、施工や廃材処理が残りの70%を占めます。
特に、優秀なベテラン職人はその分コストも高め。
ですから、人件費率が高いことは優秀な人に仕事させる代償と言えそうです。
今回は残り70%について人件費以外の特徴的な費用について解説します。
足場にかかる費用、施工にかかる費用、塗装費用、その他の費用に分けて塗装工事にまつわる費用をみていきましょう。
足場にかかる費用
足場にかかる費用は500~1500円/㎡が相場です。
足場には組み方がいくつかあり、組み方×足場面積で費用は前後します。
足場にかかる費用は塗装工事費用の約20%を占め、例えば塗装する面積(のべ面積)117.8㎡~120㎡(約30坪)なら足場代だけで6万円~18万円が相場です。
施工にかかる費用
施工の費用は、塗装の前準備となる汚れをはがす作業や塗装時、塗料飛びを防ぐため養生を行う作業などです。
施工にかかる費用の構成は人件費+材料費。
材料費のみだと全体費用の20%程度になります。
塗料飛びを防ぐ費用としては飛散防止ネット、養生費用があり、飛散防止ネットは塗料飛びを防ぐカバー、養生はテープの役割です。
相場
飛散防止ネット:100円~180円/㎡
養生:300円~500円/㎡
ほかにもかかる費用として塗装前の作業があります。
塗装前に行う作業と費用をまとめてみました。
高圧洗浄:汚れや前の塗装残りをはがす役割。
高圧洗浄は3種類洗浄タイプを提供があります。
・洗剤洗浄相場500~800円/㎡
・トルネード高圧洗浄相場300~500円/㎡
・高圧洗浄相場200~250円/㎡
守谷市に多い住宅サイズは30坪~40坪で高圧洗浄のコストでは9000~3万円相場(30坪)です。
ケレン作業:高圧洗浄で足りない汚れを落とす役割。
目荒し:塗料の密着性を高めるためわざと凹凸を作る役割。
なお、ケレン作業や目荒らしは施工の費用全体のうちに含まれています。
ひび割れ補修:ひび割れやタイルの脱落を補修する役割。
ひび割れ補修では塗装する前に塗りにくい部分を減らせるよう、壁に大きな高低差が出来ないようにする作業。
例えば、ひび割れやタイルの補修、シーリングが当てはまります。
ひび割れ補修相場1700円~2500円/㎡
シーリング:打ち替えで900円〜1500円/㎡
シーリング:増し打ち500円〜1000円/㎡
シーリング(コーキング)は外壁タイルや壁と窓の間などにみられるゴム状素材で入れ替えか上から継ぎ足すことで補強します。
ゴム状素材を入れ替えるを打ち替え、継ぎ足すことを増し打ちといい、増し打ちの方が価格を抑えられる特徴を持ちます。
塗料にかかる費用
塗料は種類や量で値段が変わります。
とはいえ、材料費だけを考えると塗装費用全体の20%(施工費用のうち材料費含む)。
耐用年数が長めのものの方が塗料としては長持ちしやすいため、長期的に見るとコスパがよい傾向にあります。
なお、塗料の種類と耐用年数と単位価格は以下をご参照ください。
・アクリル系塗料 耐用年数4~7年 1000円~2000円/㎡
・ウレタン系塗料 耐用年数6~10年 1700円~2000円/㎡
・シリコン系塗料 耐用年数8~15年 2300円〜3500円/㎡
・ラジカル系塗料 耐用年数8~15年 2200円〜4000円/㎡
・フッ素系塗料 耐用年数15~20年 3500円~4500円/㎡
・光触媒塗料 耐用年数10~15年 5000円~5500円/㎡
・セラミック塗料 耐用年数10~15年 5000円~5500円/㎡
・遮熱系塗料 耐用年数15~20年 5000円~5500円/㎡
・ナノテク塗料 耐用年数10~15年 2300〜4500円/㎡程度
・ピュアアクリル塗料 耐用年数12~15年3500円~4500円/㎡程度
屋根には防汚に強いフッ素系や光触媒塗料がおすすめ。
守谷市は雪よりも雨の影響の方が大きいようですので特に汚れを分解する光触媒塗料は魅力的かもしれません。
また、塗装全体としてはシリコン系やラジカル系塗料がよく使われます。
その他、塗料関係で費用がかかる理由としては如何が挙がるでしょうか。
・円安で値上げ
・耐用年数=○年まで劣化しない⇒×
耐用年数=○年まで効果を期待⇒◯
豆知識
塗料=合成樹脂+添加剤+顔料から構成します。
〇〇系塗料と出てきたものは合成樹脂の種類を表しています。
合成樹脂:速乾性や耐用年数、塗料の塗り勝手のよさを決める役割。
添加剤:塗料の安定と付加機能を決める役割。
顔料:色、艶出しの役割。
その他の費用
人件費と材料費、足場代以外には現場管理費用や廃材処理費用があります。
現場管理費相場:3万~5万円
廃材処理費用:1万~3万円
塗装に費用をかけるメリット
・建物の建材長寿化
・外観保護
・まとめ塗装でコストカット
塗装をすると建材を長持ちし、家の見た目を美しくさせるメリットがあります。
また、壁以外の部分を追加で塗装するとき足場代がかからないため工賃が塗装分のみに。
ベランダや屋根、雨どい塗装などが追加塗装に多いパターンでしょうか。
屋根塗装:20万~30万円
雨どい補修:15万~20万円
ベランダ防水:10万~30万円
塗装に費用をかけるデメリット
・耐用年数まで塗装効果が必ずしもない
・ライフスタイルが変わるあたりで100万円以上かかる
塗装は屋根や壁などを雨や紫外線から守る盾の役割を担います。
しかし、紫外線などはどんな素材も傷める原因ですから、塗装そのものの効果を削っていきます。
「塗装があってもなくても意味がないんじゃ・・?」
と疑問に思い、塗装を施す労力と耐久力が見合っていないように感じることも。
しかし、家全体を傷めてしまえば建て替えを検討するはめに。
建て替えるほどのリノベーションを頻繁にしなくてもよいように必要な対策です。
特に、近年利用される屋根素材は塗装すること前提ですから雨漏り防止に一役買っています。
塗装工事のコスト対策
塗装は人、モノさまざまな原因で費用がかさみ屋根、壁塗装合計120万円程度かかります。
塗料の耐用年数から約10年~15年で効果は薄れるため人生の節目ごとに大きな出費に見舞われることに。
少しでも費用を抑えるための工夫ポイントをここではお伝えします。
塗装業者は地域密着型がおすすめ
ポイント1は塗装業者の選び方です。
業者は地元密着型の方が地域の特性を知り、子請けなどがない加減で仲介料が発生しにくくおすすめです。
ただし、割引などは大手ほどインパクトはありません。
大手の場合キャンペーンや大幅値引きもあり、魅力的。
一方、下請け基本なため仲介料で割高になる可能性があります。
塗装の長寿化
ポイント2は塗装を長寿化することです。
塗装のやり直しは頻度が高いほどコスパは最悪。
塗装のやり直し推奨期限は10年前後ですが、少しでも期間を延命したいものです。
しかし、家を保護する効果も保っていたいところ。
そのためには、塗装を長持ちさせる工夫が重要になります。
業者が行えるポイントと個人で行えるポイントに分けると次にような形です。
塗装業者が行う塗装延命ポイント
・高圧洗浄、ひび割れ補修など前準備が丁寧
・塗料の種類は建材と密着性の高い2液、油性
・耐用年数の高い塗料を使用
個人が行う塗装延命ポイント
・風通りをよくする
・カビや錆びが出たらこすって洗い落とす
塗料選定は業者と契約者双方のやり取りですが施工業者のポイントとしてまとめておきます。
豆知識
塗料の速乾性
水性、油性と表現。
違いは塗料をのばす溶媒の違いです。
水性は水で、油性はシンナー溶媒で行います。
塗料の乾きやつるっとした表面を持つ壁などをへの密着性は油性が強い傾向にあります。
塗料の使い勝手のよさ
1液、2液と表現。
違いは塗料の安定に使用される硬化剤が塗缶にはじめから入っているかどうかです。
硬化剤入りの1液は塗料の塗りが2液より楽に行えますが、塗缶に入っている段階から塗料が劣化し始めるマイナスが。
2液は塗装直前に硬化剤を入れるため比較的劣化を遅れさせる効果があります。
見積もり・施工時期
ポイント3は見積もりと閑散期を狙った施工です。
見積もりは平均的な我が家の塗装費用の目安になるメリットがあります。
また、モニター価格、値引き価格といった心引かれる文句が悪質ではないか参考にするきっかけに。
例えば、二階建て40坪のお家で屋根も壁もシリコン系塗料で塗装してもらったのに費用80万円だったとなれば手抜き工事とわかるといった具合です。
閑散期を狙うメリットはキャンペーンや割引があるため。
特に、塗装時期を5~6月や12~2月にすれば割引を狙いやすいかもしれません。
一方、塗料は気温5℃以下、湿度85%以上であると塗装がうまくいかず工期が長引く傾向にあります。
まとめ
今回は塗装にかかる費用の内訳とコストダウン対策についてご紹介しました。
塗装の費用は30%が人件費、残りが材料費や廃材処理費用などでした。
コストダウン対策では地域密着型の地元業者を選ぶこと、塗料が長持ちするものを選ぶこと、塗料効果を持続させる工夫をすること、割引を狙うポイントや適正価格か検討することが含まれています。
塗装が長持ちするものを選ぶキーワードは2液、油性。
塗料効果を持続させるキーワードは風通しとこまめな洗浄でした。
また、閑散期に割引を狙って塗装計画を行ったり、見積もりを取って適正価格か検討することも余計な費用をかけない工夫です。
最後に、この記事が少しでも快適な生活の助けになればうれしいです。